個人情報保護法関連ニュース

個人情報保護法を分かりやすく解説します。

個人情報保護法関連ニュース 目次

岩手県247人分以上の個人情報紛失

夏休み前にセキュリティ対策の確認を

三重県立図書館 個人情報流出事件

[りそなHD]個人情報17万人分を紛失

個人情報の取り扱いに不安を感じる人の割合

岩手県は1月26日、出生や死亡、婚姻など人口動態統計に用いる調査票246枚と看護師免許証書書き換え申請書1枚を北上保健所の職員が紛失したと発表しました。

少なくとも247人分の個人情報が流出したことになります。

事件の経緯は、県保健福祉部によると25日、50代の女性主査が北上保健所から県庁に書類を届けようと、紙袋に入れて新幹線に乗車。紙袋を座席に置いてトイレへ行き戻るとなくなっていた。
駅に電話で確認するなど探したが見つからず、26日午前に職員個人が北上駅前交番に被害届を提出したということです。

調査票は通常郵送することになってが、職員が盛岡市内に出張する機会があったため、書類を県庁に直接持ち込もうとした際、紛失したことになります。

県は「郵便を用いるべきだった」としています。

紛失による情報漏えいというリスクがありますので、外部の持ち出しは十分に注意する必要があります。

独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)から夏休み前の情報セキュリティ対策の注意が喚起されています。

お盆休みや夏休みなどの長期休暇中にトラブルが発生した場合、対処が遅れて大きな被害になる可能性があります。

また、スパイウェアなど、新たな脅威の出現により、ユーザ ID とパスワードが盗まれて、金銭的な実害に遭うケースも発生しています。

これらの被害に遭わないよう、ウイルス対策ソフトやスパイウェア対策ソフトの利用、セキュリティ上の弱点(ぜい弱性)の解消などの技術的な対策を実施するとともに、騙しのテクニックに安易に騙されないよう、細心の注意を払うようにしてください。

http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert180804.html
個人情報流出事件プレイバック

2004年10月、三重県津市にある三重県立図書館から個人情報漏洩事件が発生しました。

三重県立図書館の図書館システム業務を受託しているNEC子会社の社員が、同館の全利用者約13万3千人分の住所、TEL、貸出記録などの個人情報データを図書館に無断でPCにダウンロードし、自宅で作業するためにそのPCを持ち帰りました。

10月14日頃、その社員が外出している間に、個人情報が格納されたPCが盗まれました。

NECによると、顧客データを抽出する場合には、あらかじめ秘密保持の覚書を交わした上で、顧客の立ち会いのもとで実施する規程になっていたが、子会社の社員は「NECが手続きをした」と思い込み無断で持ち出しをしてしまいました。

契約を結ぶだけでなく、その規程を関係者に周知徹底することが大切です。

りそなホールディングス(HD)は18日、傘下のりそな銀行と近畿大阪銀行で計17万5062人分の個人情報を紛失したと発表した。情報の不正利用などの被害は報告されていないとしている。

 りそな銀は顧客の預金取引明細などを記録したマイクロフィルムを紛失。43店舗で96〜01年に取引のあった計17万1612人分の氏名、口座番号、預金・貸出金残高などが記録されている。専用の機械がなければ情報を読み取ることができず、「外部流出の可能性は低い」(広報)という。近畿大阪銀は全137店舗中133店舗で住所、氏名、電話番号などを記載した印鑑届とカードローン契約書類を3450人分紛失した。

livedoor ニュースより引用


96年〜01年に掛けての顧客の預金取引明細が紛失したという事件が発生しました。

過去のデータの取扱いに関してどのような規定に従い、処理を行っていたのでしょうか。

専用の機械がなければ情報を読み取ることができないとしていますが、問題の本質は、組織の管理体制にあります。




“フィッシング詐欺”などの“個人情報漏洩”事件が後を絶ちません。

「インターネット白書2005」によると、個人情報の取り扱いに不安を感じる人は約94%に上ると言います。個人情報の漏洩は、もはや企業だけでなく、一般の生活者にとっても非常に重要な問題となってきているのです。

このような状況の中、ECサイトや企業のホームページでは商品の受注や資料請求、メールマガジンへの登録等、お客様との間で個人情報をやり取りする機会がますます増えてきています。重要な個人情報を入力するネットショップやアンケート・フォームには、より一層の「安心」と「安全性」「信頼性」が求められています。

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