個人情報保護法データ内容の正確性の確保

個人情報保護法を分かりやすく解説します。

個人情報保護法データ内容の正確性の確保 目次

個人情報の正確性確保に関する努力義務

保有個人データの最新性、正確性

個人情報の正確性確保に関して具体的にどのような努力をする必要がありますか?


事業者が定期的に情報提供者本人に変更事項がないかなどの連絡を欠かさないで行うといった努力をすることと考えていいでしょう。

たとえば、毎月の請求書の中に、個人情報の変更がないかどうかを通知するための返信用はがきを同封しておくなどの行為です。

情報提供者本人から、内容が正しくない、最新の内容に変更してほしいなどの要求があった際には、速やかに訂正する必要があります。

保有個人データ内容の正確性を確保する必要がありますか?


保有個人データの最新性や正確性を確保する必要があります。しかし、その個人情報が最新のものであるか、正確なものであるかは本来本人しか判断がつきません。

従って、本人からの何らかの形で変更届がされない限り、個人情報取扱事業者は確認する手段はないと言っていいでしょう。

そこで、個人情報保護法では、事業者に課せられる正確性確保に関しては「努力義務」という扱いにされています。

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